こんにちは。
浜松市でゴルフレッスンをしています横山 匠です。
- 100は切ったけど安定しない
- 90が切れる気がしない
- 安定して80代が出したい
そう思っている方はいませんか?
今回の記事では
- どうしたら安定性が上がるのか
- どうしたらスコアの波を抑えられるのか
- どうしたら再現性が上がるのか
についてお話します。
早速いきましょう!
結論
【個人差無く 一貫して共通している 基礎技術 や 基礎知識】
がないからです。
ここは【戻るべき場所】、【全ての技術の土台】となります。
普遍の基準がないと、
- 何で上手く言ったのかずっと腑に落ちない
- 何で失敗したのかも腑にに落ちない。
- 練習が知識・経験として積み上がっていかない。安定性に欠ける
- 毎日練習して感覚を絶やさない必要性が出る。
- 練習が開いてしまうと、すっかりわからなくなる。
普遍の基準があれば、
- 自分で偏りに気づく事ができエラーを自分で調整する事ができる
- コース上でも自分で直す事ができる
- 少しの応用で球筋を打ち分ける事ができる
- 応用力が増す
- 安定性が増す
- 再現性が上がる
- スコアの波が起きにくい。
という特徴があります。
ゴルフに限らず何事も基礎が必要なのはご存知だと思います。
しかし
- 基礎だけしかやっていない初心者A
- 基礎は一切やっていないが全体を軽くやった初心者B
の方が居た場合、ラウンドしてきたらBの方がスコア良さそうですよね。
ゴルフは一つの能力だけ特化した人より、
全てが平均レベル(またはそれ以下でもOK)
の方がスコアが出ます。
図で見ても②の方がバランスが良いと思います。

につながります。
そこを最短で目指すのが【普遍の基準】です。
では普遍の基準をさらに深堀っていきましょう。
ゴルフレッスン業界の裏側
まず皆さんにコーチング・ティーチング業界の裏側を少しお話させてください。
普遍の基準がなぜ大切なのか!?
を理論的に語る上で重要なのでお付き合いください。
レッスンするにあたり
- ホリスティックアプローチ(全体論アプローチ)
- エコロジカルアプローチ(生物学的アプローチ)
- 情報処理アプローチ
生徒さんへのアプローチ方法が簡単に3つに分類されます。
ホリスティックアプローチ(全体論アプローチ)
物事を部分的に切り離して見るのではなく全体の一部として考える。
という考え方です。
普遍の基準の根源にもなります。
エコロジカルアプローチ(生物学的アプローチ)
例えば、高くジャンプさせたい時
「地面を強く押して、上に思い切り蹴る」という
目的を意識させ、動作はそれに対応するように後からついてくる。
環境を与えれば生物は適応する。
という考え方です。ゴルフで言えば
「目一杯遠くへ飛ばす!」「真っ直ぐ飛ばす!」を意識して体全体の使い方を覚えていく。
といった形です。
情報処理アプローチ
高くジャンプさせたい時、
「膝を深く曲げて、その曲げた膝を伸ばしながら手も足首も使って一気に伸ばそう」
という、動作や動いている部位に集中させようという考え方です。
一旦まとめると
①高くジャンプさせようとして
「地面を強く押して、上に思い切り蹴る」とエコロジカルアプローチで伝えたら、
②できる人もいれば、膝を伸ばしたまま地面を強く踏んでしまいできない人もたくさんいる。
③膝が曲がらない限り高くは飛べないので
「膝を深く曲げて、その曲げた膝を伸ばしながら手も足首も使って一気に伸ばそう」
と言う動作に集中してもらう情報処理アプローチをしないといけない人も存在する。
④そして、実は今日教えていたのは水泳選手とカーリング選手で、
「この人達は、早く泳ぎたい!ストーンを狙った所に止めたい!はずだ」
そもそも競技中に一切ジャンプしないスポーツなのに
高いジャンプは はたして意味があるのか!?
いや、ジャンプトレーニングで下半身強化が必要だからやはり重要だ!
という全体論も考える。
というのがコーチング・ティーチング考え方です。
大切なのは
一つの理論・アプローチ法で全ては解決できません。
アプローチ方法は常に横断・順不同・網羅して取り組む必要があります。
- 全体を常に俯瞰で見る。
- 目的を意識させ、細かい事を考えずスムーズに動作させたい。
- でもできない場合は動作に集中して、正しい動作を覚えてもらいたい。
- しかしその動作は全体に必要か再度俯瞰で見る。
これを繰り返しています。
ここまで聞いて、ゴルフレッスンのほとんどが
動作を意識させた情報処理アプローチだという事がわかると思います。
ということは、
という側面があると思います。
その為
✔ 全体論、エコロジカルに通じていない情報はなるべく捨てる。
✔目的を意識させるエコロジカル方法は、感覚が鋭い「運動神経がかなり良い人」しか基本できない。
✔感覚が鋭い人達が上達しやすいなら感覚を捨てず育てなければいけない。
という背景の元「普遍の基準」というものに行き着いてきます。
どんどん行きましょう!
普遍の基準 定義
常にアップデートを重ねていますが、普遍の基準の定義として
となります。
少しづつ解説すると
〜身体操作編〜
ゴルフに限らずどのスポーツをする上でも絶対に欠かせない体のパーツは
胸椎、股関節、体幹部です。
さらに鎖骨や肩甲骨を含めた肩関節と、それら全てを連動してスムーズに動かせる連動性はあるのか。です。
例えば、松山英樹選手が
- 四十肩で腕が上がらない。
- ましてや胸椎が動かず、後ろを振り向けない。
- 股関節が固く階段が登れない、深くしゃがめない。
とは考えにくいですよね。でも
- 四十肩で肩が上がらない。
- 後ろを振り向くのも辛い。
- 股関節が痛くて深くしゃがめない。
そんな方が、松山英樹選手のスイングができるとは到底思えないハズです。
全てのスポーツの根本は身体操作です。
ゴルフは身体操作を駆使してクラブを操作します。
〜基礎技術編〜
①基礎
ここで言う基礎とは
インパクト周辺の最低限の理解です。
腰~腰のクラブの動きはプロとアマチュアでは決定的な違いがあります。
腰~腰の振り幅(アプローチ)のレベルを底上げしましょうということです。
②サイドスピンコントロール
ボールにフック回転、スライス回転をかけられるか。
ボールにサイドスピンをかけるのはハッキリ言ってめちゃくちゃ簡単です!
誰にでもできます。
よく曲がる事で今悩んでいますよね。
よく曲がる球が出るという事は
再現性が高いという事。出しやすい球だという事。
それを意図的にできるようになってください。
- 意図して曲げる事ができる人が曲がってしまう
- 意図せず曲がっている人がやはり曲がってしまう
は技術・知識・今後の可能性に雲泥の差があります。
③フェースコントロール
ボールに回転を加えるにはフェース面が直結しますので
上記のサイドスピンコントロールとここはセットになります。
- フェースが開いたら、スライス。
- フェースが閉じたら、フック。
と聞いて、ここで違和感は感じないハズです。
スライスはフェースが開くだけが原因ではないですが、大きな要因です。
フェースを開くコツ、フェースを閉じるコツがいくつもありますのでここを理解しましょう。
意図してフェースを閉じてフックを打てる人は、
意図せずフックした時に
閉じた感覚・閉じた動作になった感覚
がするようになってきます。
自分でそんな事したつもりはなくとも、実際になってなければ球は曲がらないはずです。
出た球が全ての答えなので、
そこから逆算できる能力をつけるべきです。
④ミート
クラブフェースがボールに当たるという物理の話なので
「芯に当たった・芯を外した」に個人差は絶対ありません。
- 芯に当たったが「90~100点」の場合
- 芯を外した70~80点
- 結構芯を外した・少しダフった、少しトップした60点。
この60点以上か以下かを理解できるようになってください。
- 先っちょにあたって「弱かった」
- ダフったのに「弱かった」
- トップしたのに「強かった」
と言っている方が非常に多いです。
基準を60点にした理由も、
60点以下では、距離を大幅にロスしたり低空飛行で飛んでオーバーしたりと
飛ぶ球が許容範囲外になります。
ミスは出るのは当たり前、ただ60点を下回るミスは極力減らしたい!
そのスタートは
60点以上のミートが取れているか。いないのか。が分かるようになる事です。
〜基礎知識編〜
新飛球理論
ボールが飛ぶ原理原則になりますので全ゴルファーが絶対に理解しないといけません。
野球のように飛んできたボールの反発を利用できないので、
クラブヘッドの軌道・フェース面で球の飛び方が決まります。
本人がそんな事しているつもり無くても、出た球筋が全てを物語ります。
現実から目を背けないように。 現実をしっかりと分析できるように。
ここが理解できてくると、「フェースが閉じた」「インから入った」などの
感覚・感触が少しずつわかってくるようになります。
限界値
限界値とは簡単に
「オーバーに」「大げさに」できるかのチェックです。
あなたも一度は聞いたり言われた事ないですか?
「もっと大げさに」「もっとオーバーに」
ここの限界値を決めているのもあなた自身です。
可動域が無く限界が決められている場合もありますが、
ここをわかりやすくチェックを行い、ビフォー・アフターを実感し
こんなにやってるのに
- コレしか変わらない。
- イメージと現実の動きが全然違う。
を実際に体感してもらい、大げさにやることのハードルを下げます。
また、「大げさに」という抽象的なアドバイス・環境はエコロジカルの性質を持ちます。
「トップの右肘は◯◯」という具体的な情報処理とエコロジカルな部分を
併せ持つ、変化させるにはとっておきの方法なんです。
ボール位置
ボールの位置がどこだかわからない。
という悩みをよく聞きますが、正直中級者以上ではあまり聞かない質問です。
というのも、
打つボールに応じて位置は変わるからです。
ミートを大切にしている中級者は、
意図的だったり本能的にその日に合わせて微調整します。
スイングが日替わりなのに、球の置く位置だけは必ず一定 はおかしいです。
インからヒットしやすい右側にボールを置けばフック系がでやすいし、
入射角がきつくなる右側は球も低くなる傾向にあります。
アウトからヒットしやすい左側にボールを置けばスライス系がでやすいし、
入射角がゆるくなる左側は球が高くなる傾向にあります。
生粋のアウトサイドインのスライサーが
右側に球を置き、アウトサイドインのまま打てば
クラブヘッドの軌道上にボールがないから、そりゃ上手く当たりません。
正しくは
「ボールの位置がわかりません」
ではなく、
「ボールの位置が影響する現象を理解していません」です。
技術ではなく知識の問題がほとんどです。
〜基礎知識編〜はこちらでも解説しています。

〜応用編〜
体軸の管理
体軸は頭から足の裏までの1本の中心の軸だと思ってください。

この軸は基本、クラブが変わるとボール位置との関係が変動します。
画像のようにドライバーなどは、自分から見て
- 軸がボールよりも右側へ。
- ショートアイアンは軸がボールがより左側へ。
- 7Iはおよそ軸上にボールがきます。
基礎知識編の「ボール位置」と関係がありますので、ここはセットになります。
レイトヒット
レイトヒットとは、アーリーリリースで手元がボールの右側でインパクトしている状態です。
体感では
スコア100前後の7~8割の方がこの症状を持っています。
最下点がボールの前なので基本ダフるか、トップしかしません。
でも芯に当たった時も経験としてはあるハズです。(飛距離は出ないとは思いますが)
この最下点がボール手前なのに芯に当たった現象・動きを意図的に練習します。
ボールへのコンタクト方法を理解します。
微調整
ミート編での当たっている位置がわかってきた場合、
- 今日は先に当たる日なら、少し近づいてアドレスしてみる。
- シャンク傾向があるなら、少し離れてアドレスしてみる。
- フックが出てしまうなら、逃がして調節する。
- スライスが出てしまう日なら、つかまえて調節する。
そうして、
許容範囲内に調整し、ラウンドで大きなミスを事前に防ごうとする調整
これは、
基準となる基礎ができる方は、ほぼ全員できるようになります。
距離感編
SWルール
距離感編でまずSWなのも理由があります。SWは一般男性でおおよそ
フルショットで70~80y
と言われています。
フルショットで80yの場合、SWは極論1y~80yまで打ち分けなければいけません。
これだけの数を打ち分けるのに
ですので距離感の基本や基準となる距離感をまず覚え、応用する術を磨いてもらいます。
それが20yと50yです。
- 80yが打てれば±10yを打ち分け70~90y。
- 50yが打てれば±10y打ち分け40~60y。
これで40y~90yを自分のルールに基づいた応用で打ち分けが可能です。
その応用は他のクラブにも通じる部分ですので、これまた応用すれば良いわけです。
強弱のルール
強弱のルールとは、
あなたが例えば以下の距離感を持っているとしましょう。
・SW80y ・AW100y ・PW120y ・9i130y ・8i140y ・7i150y
クラブ間の距離が10y~20y開いています。
もし無風で90yを打たなければいけない場合、
- SWを更に飛ばすのか。
- AWを10y落とすのか
の選択肢がまず出てきます。
そしてその方法はいくつもあります。
- フックを打って+10yなのか
- スライスを打ってー10yなのか
- 思い切り振って+10yなのか
- 短くにぎってコンパクトに振ってー10yなのか
- 低い球を打ってー10yなのか
この中の一番再現性が高くオススメの方法は、
その人の持ち球や得意の球種にもよるので一緒に判断しながら決めていきます。
最後に
最近の研究結果では、例えば
Aという技術を身に着けたい場合
Aの練習ばかりをしているよりも、A.B.Cと複数の練習も合わせた方が
Aの技術が身につきやすい
という研究結果が多くあります。
これは「保持」と「転移」という考え方があり、
- まず技術を覚えているか。(保持)
- そしてその技術をプレーに変換できるか。(転移)
最終的に本番のプレーに活かせなければ意味がありません。
この転移において、
- 「A」しかできない人
- 「A」「B」「C」ができる人
では、様々な事ができる人の方が応用力が生まれ転移しやすい。
という研究結果です。
「この練習は当たらないから自分に合わない」
「このYouTuberは間違っている」
ではなく、対応・応用できる基礎がないだけなんです。
基礎は多くの事を行い、理解し、
始めて基礎という技術を保持できるのです。
中・上級者は言われた事ほとんどできます。
その中で自分に合う物を色々と選んで試してはやめてを繰り返しています。
できた上で一つを選ぶのと、できないから選ばない。
は全く次元が違います。
そしてそれは決して難しいことではないということです。
複数の技術に転移できる基礎がなければ、一つの限られた練習しかできません。
走り方が明らかにおかしい人に、
- 短距離も
- 長距離も
- ましてやハードル
なんてできません。
できない技術を反復することが基礎練習ではありません。
【その技術を成立させるために欠けている要素】を反復することが、その人にとっての基礎練習です。
冒頭でも少し話ましたが
飛ぶだけの人、パターだけ上手い人よりも、全て普通の人の方が安定してスコアが出ます。
飛距離に特化させればスイングは汚く方向性も犠牲になりやすい。
(ドラコン選手を見て、スイング綺麗!とは思わないと思います)
方向性に特化させれば飛距離は犠牲になります。
ゴルフでスコアを安定させたければ、
何かに特化することなく【中心】を取れることが重要です。
- 基準を抑えて、少しの応用で5つの事をする
- 全く違う5つの事を覚える
どちらが難しいかはわかると思います。
ぜひあなたも普遍の基準となる基礎を身に着け、悩みの少ないゴルフを目一杯楽しんでください。
最後までお読み頂きありがとうございました!


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