こんにちは!「ASU1 GOLF」のたくみです。
本日は「腕の振り方」についてご説明させていただきます。
腕の使い方ですね。器用な手をどう振るか?って考えちゃうと思うんですよ。
手打ちで僕は全然良いと思っています。手打ちが活きる身体の使い方を組み合わせていってもらえればそれでOKだと思います。
ただ、手の使い方とか腕の使い方のミスによって、ボールが曲がったり、エラーも発生しています。
「オートマチックに動かない」ので、一度意図的に動かしてもらい覚えていってほしいと思います。
腕の振り方について考える時に、まず第一に考えたいのが、
「コック」(手首)です。
首の付け根の「第一の支点」とコックという「第二の支点」が入るので、よく「二重振り子」などとよく表現されています。
この「コック」が入ることによって、手の動きはどっち方向なのだろう?
どこのタイミングでコックを入れるんだろう?
など気になると思います。
この手首「コック」の動く方向に応じて、腕の振り方は変わってきます。
ですので、手の使い方をまず第一に考えてから結果腕の振りを意識する。という形でいきたいと思います!
大切な事実として把握しておいていただきたいのが、
「グリップスピード」というものなのですが、
しょうくんプリンターのメーカーの「エプソン」って知ってる?
はい、知っています。
そのエプソンから発売されている「エムトレーサー」って知ってる?
いえ、初めて聞きました。
グリップの所にセンサーを付けて、スマホと連動してから振ると、軌道とかが3Dで見えるっていう装置なんです。
エプソンが出しているんですね!
そうそう。
その装置でいう減速率
「ナチュラルアンコック」っていう数値があって、それもグリップスピードに関する話なんです。「減速」という言葉の表現が正しいかどうかは一度置いておいて、
プロゴルファーがヘッドスピード約50前後、
アマチュアの方で約40前後なんて言われてますけど、
これ「グリップスピード」インパクトで手元がピュンと通るときの手のスピードは、プロよりアマチュアの方が早いんです。
逆にアマチュアの方が早いんですね。
アマチュアの方の多くが、
「グリップスピードは速い!」
「ヘッドスピードは遅い」
これを逆にしなければなりません!
だから、プロの場合、
「ヘッドスピードは速いがグリップスピードは遅い」
アマチュアの場合、
「グリップスピードは速いがヘッドスピードは遅い」
真逆ですね!
この事実っていうのは結構重要なんです。ということは、そもそも使い方が違うっていう事になります。
手元は遅いけど、先の方は早い。
腕を早く振ってはいけない訳ではありません。
正しい動きを会得した後、その動作で早く振っていけば飛距離は上がっていきます。
正しい腕の使い方とは?
どういった使い方が正しいのかというと、手元はボール方向にぶつけに行かずに、グリップエンドが離れたものを引き付けていく、ボールに向かっていくのではないという形です。
手はボールに向かわないので、最初はかなり気持ち悪いと思います。
これで当たるの?みたいな。
ですがココがすごく重要です。
手元の向かわせる方向
「自分方向に引く」のか
「押し出す」のか
ここで差が生まれます。
練習ドリルをご紹介します
では、身体の動き・手元の動いているところをよく見てください。先ほどもお話した、
「離して引き付けてくる」
これを一番体感できるのが
「スプリットハンド」です。
(手の間隔を離して握ります)
感覚としては、
左手がすごく跳ね上がる感じがします。
この時の注意点としては、
「地面を狙わない」
※芝にこすらせない※
どうしても地面を狙うと「フリップ動作」に繋がって、手首を縦に折れさせ過ぎてしまいます。
これは出来てるように見えますが、「NG」です。
最初ほぼ水平くらいにして、ヘッドが落ちないように戻してくる形です。
アウトサイドインが多少誇張されてしまいますが、手元の動きをしっかり理解するにはこの練習が最適です!
フリップで振らないようにすることが注意点です。
はじめは股の間にグリップエンドを入れるくらい、誇張してやってみましょう!
両手より片手の方が見やすいので、
まず左手の片手打ちをやると、ほとんどの方がこうなります↓
これは、片手打ちだからこそ出来てしまう悪い動きです。
左右の手で打つとこんな動きは出来ません。大事なのは、
「左手と右手で持った時の動きを、片手でもどれだけ再現できるか」
しっかりひっくり返して、引き付けてくる!
注意点の2つ目をご紹介します。通常のグリップの時に特になりやすいのですが、
振り下ろしてきた時に左手を支点に右手を戻そうとすると、「手が前に出ていきがち」です。↓
そうではなく、
「右手を支点に左を回すイメージ」
これでもうヘッドはボール方向に向かいます。
クラブの重心は下記のあたりですので、
グリップを下げればヘッドは上がり。
グリップを上げればヘッドは下がります。
という事は、グリップを引く事で、ヘッドは前に行きます。
それでは今回は以上となります!ありがとうございました!
なお、今回ご紹介いたしました練習内容を、Youtubeでも公開しております。実際に動いている映像をもっと確認してみたい方は、是非Youtube動画をご覧くださいませ。
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